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年始講演のご報告
あけましておめでとうございます。
弁護士の水谷です。
先日の三連休で、さっそく今年最初の講演を立て続けに行いました。
1本目は、1月8日
愛労連さん『旗びらき学習会』にて。
「ジェンダー平等と日本国憲法 ~憲法をいかして誰もが大切にされる社会を~」と題してお話しました。
ジェンダー不平等の実態について統計資料をもとに確認したあと、解決のために憲法のさまざまな条文が武器になることをお話しました。
2本目は、1月9日
新日本婦人の会愛知県本部『2022年決起集会』にて。
「憲法が生きる新しい政治を」と題してお話しました。
市民の生活上の困難を政治で解決していくプロセスをシュミレーションしながら、「この場面では、憲法が保障するこの人権が活きているよ」と解説しました。
そして、自民党の改憲4項目の内容をおさらいし、憲法が変わると市民の生活へどのような影響の危険がありうるのか、お話しました。
大事なポイントは、私たちの生活に生じる困難を政治的・社会的に解決するにあたり、出発点になるのは、困っているひとが「困っている」と声を上げること。そして、声を上げる人をいつも支えるのが、憲法で保障された人権です。
政府が憲法を変えようとする中で、そもそも憲法の意義を振り返ること機会をつくることはとっても大事だと思います。
学習会を企画していただければ、弁護士が講師にかけつけます。
ぜひ企画してみてください。