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結婚の自由をすべての人に東京訴訟尋問のご報告

こんにちは。弁護士水谷陽子です。

10月11日、私が弁護団員を務める「結婚の自由をすべての人に」訴訟(同性婚訴訟)の東京1次訴訟で原告本人尋問が実施され、私は原告小川さんの尋問を担当しました。

(写真は、裁判所に向かう原告の皆さんと弁護団。水谷は原告さんの後ろに隠れています。)

■多数のメディアに報道頂きました。

ハフポスト「同性婚訴訟、山場となる「本人尋問」で7人の原告が語った過去の苦しみと未来への希望【東京1次8回】」

https://www.huffingtonpost.jp/entry/marriage-equality-tokyo-1-8_jp_61622d48e4b0fc312c97d55a

朝日新聞「同性婚、法廷で訴え 病気でパートナー失い「男女と同じ権利を」 東京地裁で本人尋問」

https://www.asahi.com/articles/DA3S15072977.html

東京新聞「同性婚「一歩外に出たら言えない状況おかしい」 裁判長交代で原告尋問 東京地裁で」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/136251

NHK「“日陰の存在 納得できない” 同性婚訴訟で原告が心情語る」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211011/k10013302881000.html

日テレニュース「日陰の存在、納得できない」

https://www.news24.jp/articles/2021/10/13/07955957.html

■尋問

尋問は、法廷で代理人の質問にお答える形で自分の経験をお話頂く手続きです。

私が担当する小川さんと大江さんカップルは、社会に今よりももっと同性カップルへの理解が乏しかった頃から30年にわたりともに生きてこられたカップルです。

当事者コミュニティの活動でも支援事業でも、たくさんの性的マイノリティ当事者の声を聞いてこられた方です。

そうした長く豊かな経験の中からすれば、尋問の限られた時間でお話頂けることはほんの一部です。

なにを選ぶのか、頭を悩ませながら取捨選択し準備しました。

■これまでの経過、全国の様子

公益訴訟応援ウェブサイトcall4で紹介しております。

https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000031

また、東京は今年追加提訴した第2次提訴もありますし、愛知でも同様に訴訟しています。

また、水谷は直接かかわっていませんが、22日には大阪の訴訟で尋問が実施されます。

いずれも上記サイトで期日の報告をしています。

今後、東京1次訴訟と大阪訴訟は判決に向けて大詰めになっていきます。

ぜひご注目とご支援をお願いします。

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