お知らせ

水谷陽子弁護士が取材を受けました

水谷陽子弁護士が取材を受けた記事が『しんぶん赤旗』に掲載されました。

実際の紙面はPDFをご覧下さい。

以下、記事の本文です。

2020年12月7日『しんぶん赤旗』掲載

ジェンダー平等社会を 同性婚の実現は急務

同性婚訴訟弁護団 水谷陽子弁護士

 「ジェンダー平等の実現」を掲げた市民連合の政策要望書を心強く感じます。セクシュアル・マイノリティー(性的少数者)の当事者には偏見や無理解による苦悩のため精神疾患になる人や命を落とす人もいます。内閣府の統計でも性的少数者は、「自殺のハイリスク層」だと指摘されています。
 しかし国は同性婚をかたくなに認めず、逆に自民党は「LGBTは生産性がない」(杉田水脈衆院議員)などと差別を振りまいています。野党連合政権をつくり、政策要望書を実現することは当事者の人権と命を守るために急務です。
 個人の尊厳を実現させていくために、法律で何が差別なのかを定義することが重要です。差別を定義することは、女性や性的少数者の尊厳が踏みにじられたときに、当事者が「これは差別だから助けを求めていい」と思える状況をつくることになります。
 「セクハラ」という言葉が代表的です。角田由紀子弁護士らが1980年代の訴訟で使い始めて以来、日本社会に浸透しました。言葉や定義が、それまでの被害者の職場や生活での〝当たり前の風景〟を変え、声を上げるための力になっているのです。差別の定義を含めた「差別解消法」実現を期待しています。

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