お知らせ
弁護士水谷陽子が担当事件の記者会見を行いました。
7月16日、弁護士水谷陽子が、担当事件「オペなしで!戸籍上も「俺」になりたい裁判」の記者会見を行いました。
浜松市のトランス男性鈴木げんさんが申立人となって、静岡家裁浜松支部へ戸籍上の性別変更の申立てを行います。
以前にも準備状況を報道をしていただき、当HP「お知らせ」でもお知らせしましたが、この度改めて報道各社に申立て内容を発表しました。
ヤフーニュース(静岡新聞)『オペなしで「戸籍上も男性に」 違憲申し立て予定、鈴木さん(浜松)会見 抱えてきた生きづらさを吐露』
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4effa48e4da29b75c9febb4c9acc3555e706a00
申立人鈴木げんさんは、女性の身体で生まれ、戸籍上の表記は女性となっていますが、幼少期から女性という性別に違和感を持ち続け、現在では、男性ホルモンの投与を受け男性として社会生活をしています。
しかし、現行の「性同一性障害者特例法」では、生殖腺を除去する外科手術を受けることが要件となっているため、外科手術を受けていない鈴木げんさんは戸籍上の表記を男性に変えることができません。
そのため、手続きにおいてはこの要件の違憲性を争います。 今後、よりわかりやすい解説や裁判の進行状況をブログやFBでもお知らせしていきますので、ぜひご注目下さい。