お知らせ
弁護士水谷のコメントが紹介されました
弁護士水谷陽子が取り組むトランスジェンダーに関する事件が静岡新聞7月8日付で報道され、弁護士水谷のコメントが紹介されました。
『戸籍性別変更「手術なしに」 浜松・鈴木さん、申し立てへ 特例法要件の違憲性問う』
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/926289.html
トランスジェンダー男性である鈴木げんさんの戸籍上の性別取り扱いを変更するため、弁護士水谷が代理人の一人として手続きを準備中です。
げんさんは、生物学上は女性の身体を有していますが、長らく男性ホルモンの投与を受け、社会的には男性として生活しています。
それにもかかわらず、現行法上は、げんさんが卵巣などの生殖器を摘出する手術をしていないために戸籍上の性別を男性とすることができません。
内臓を摘出する手術である以上、この手術は当然健康上の大きな負担が伴いますし、また、費用や時間の点からは経済的な負担や職業生活上の負担も生じます。
“それでも戸籍の変更のため手術を受けるか、戸籍の変更を諦めるか”という苦しい二者択一を当事者に強いる現行法について、憲法違反であることを主張し、手続きを進めます。
今後も報道が続きますので、ぜひご注目下さい。