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| 難民条約を日本が批准していることをご存じですか? 祖国で「人種・宗教・国籍・特定の社会集団の構成員・政治的意見」などを理由に、「迫害」を受けるおそれがあることから他国に逃げてきた「難民」を保護するという条約です。しかし諸外国が年間数百人の難民を受け入れているのに対し、日本は十数人にすぎず、極めて閉鎖的です。 アフガニスタンは多民族国家で、長い間内戦が続いていました。2001年に崩壊したタリバン政権は、多数民族であるパシュトゥン人を中心としイスラム教スンニ派を信仰しており、少数民族でイスラム教シーア派を信仰するハザラ人に対して拷問・虐殺などの迫害を行ってきました。 原告のAさん(ハザラ人)は、タリバンの拷問の危険から逃れ、日本に辿り着きました。しかし国は、出稼ぎ目的入国と決めつけ、難民不認定としました。このような処分に対し、彼が迫害から逃れてきた難民であることを認めるよう求めて裁判をしています。 |
2003年10月24日 弁護士 湯原裕子