環境

シンポジウム「訴訟の場で生物多様性を主流化する」 ~身近な自然を裁判で守る~

弁護士 中川亜美

 愛知県弁護士会主催シンポジウムのご案内です。

理不尽な開発などのよって破壊されていく豊かな自然。手をこまねいているだけではいけません。愛知県弁護士会では、訴訟を通じて自然破壊を阻止するための方法を考えるシンポジウムを開催します。

当事務所の樽井弁護士が第2部のコーディネーターを務めます。是非ご参加ください。

 

 

「訴訟の場で生物多様性を主流化する」

~身近な自然を裁判で守る~

私たちの周りの「身近な自然」が理不尽な開発等により破壊されることに対して、生物多様性基本法などを手がかりに、訴訟を通じて阻止するための方法を考えます。

詳しくはこちらシンポジウム「生物多様性を主流化する」

【日時】

2017年2月18日(土)13時00分~17時00分

※どなたでも参加でき,入場無料、事前申込不要です。

ただし、定員150名に達し次第締切ります。

【場所】

愛知県弁護士会館 5階ホール

名古屋市中区三の丸1-4-2

  •  地下鉄「丸の内」駅1番出口より徒歩5分
  •  地下鉄「市役所」駅6番出口より徒歩7分

【内容】

<第1部>

① 事例報告(40分)

  •  平針里山の宅地開発許可取消請求訴訟

報告者 小島智史氏 (愛知県弁護士会所属弁護士)

  •  尾鷲市砕石認可訴訟

報告者 中倉秀一氏 (愛知県弁護士会所属弁護士)

  •  泡瀬干潟埋立工事公金支出差止訴訟

報告者 原田彰好氏 (愛知県弁護士会所属弁護士)

  •  出し平ダム排砂差止等訴訟

報告者 坂本義夫氏 (富山県弁護士会所属弁護士)

② 基調講演(60分)

「自然保護訴訟から生態系サービス訴訟へ」

及川敬貴氏 (横浜国立大学大学院環境情報研究院教授)

 

<第2部>

パネルディスカッション(90分)

基調報告と事例報告をふまえて、開発行為から身近な自然を守るための、今後のあるべき訴訟のあり方について検討する。

―パネリスト

  •  及川敬貴氏(横浜国立大学教授 ~環境法・環境政策および行政過程論を専攻)
  •  市川守弘氏(札幌弁護士会所属弁護士 ~沖縄命の森やんばる訴訟弁護団等を担当)
  •  小倉孝之氏(神奈川県弁護士会所属弁護士 ~北川湿地事件住民側弁護士等を担当)

―コーディネーター

  •  樽井直樹氏(愛知県弁護士会所属弁護士)

なお、来場者の方からの質疑応答の時間も予定しております。

 

◇主 催:愛知県弁護士会 ◇共 催:中部弁護士会連合会

※お問合わせ先:愛知県弁護士会

〒460-0001

名古屋市中区三の丸一丁目4番2号

電 話:052-203-1651

FAX:052-204-1690

この記事の担当者

中川 亜美
中川 亜美
名張毒ぶどう酒事件をきっかけに弁護士を目指し、これまで多くの方々の力添えがあってこそ、この職に就くことができました。人権が蔑ろにされない健やかな社会を目指して日々精進してまいります。
 「困り事や不安事があってどうしたらよいかわからない。」そんな不安が法律で解消されるかもしれません。私は、皆様と法律のパイプ役となり、皆様の健やかな将来を創るお手伝いをしたいと思っております。気軽にご相談ください。

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